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かーなーりー遅ればせながら、シゲの閃光スクランブルよみました。

今から俺俺の原作読もうとしてるから忘れないうちに思ったことメモ

細かい描写がピングレの時よりも上手になってる印象。
時折、ちょっとサブカル好きアピールというか、違和感らしきものを感じなくもなかったけど、それもピングレより感じない。その場その場に出てくるアーティスト名や曲名、映画のワンシーンなんかも、ちゃんと物語に沿った、自然な登場の仕方で急にふっと(読者側の)熱が冷める、っていうのもそんなになかった。ピングレはピングレですごく良かったんですけども。
なんだろ、ピングレのときは、そういう違和感を、「シゲ愛しい!」とかっていうファンの身内目線みたいなもので消化するような場面も多少あったんですよね。
でも閃光スクランブルではそういうのがなかった。パッて、著者の存在を唐突に感じさせられるってことはなかったです。
ただ、(調べたら本人もそこは意図してたみたいなんだけど)、女性アイドルがステージに立ったときの描写とか感覚的な表現ってほんとこれはリアルにシゲが感じたものなんだろうなぁって、そういう点ではシゲをアッキーに重ねてました。
だから、本当にこれはシゲにしか書けない小説なんだろうと思いました。
あと、ストーリーの終りがすごく良かったなと思います。読後感が良い。

気になって色々調べてたら、さっきも書いたけど、こうやってこの作品にシゲを重ねて読んじゃうことを、あらかじめ想定した上で書いたってところが、シゲのすごいところだな、って普通に感心しました。
「中二」とか「めんどくさい!」って形容されずに(それはそれですごい愛情表現だし、その言葉にはものすごい愛しさこもってるんですけどね!)普通に感心しちゃう、そこまで形にしちゃったシゲが、NEWSに居るってことの心強さはんぱない。

結局小説とNEWS結びつけて考えちゃうんだけど、シゲはちゃんとそこまで含めて書いてるんだもんね。NEWSに返ってくるように。

やーすごいなー面白いなー。好きだーなー!!!



さて俺俺読みます。