もんもん

わたしを救ってくれた男の子が入所している施設に友達が再就職したらしい。正直羨ましい。
でも、本当は、わたしが就活してるときにもその施設から募集はあって、行こうと思えば行けたのに行かなかった。
まだその子に顔向けできるほどわたしは力を蓄えていないと思っていたので。
だから、しばらくは今の職場で頑張ろう、って思ってたし、1年間働いてみて、今の施設の入所者さんたちが愛おしくてたまらない自分もいるので、ここを辞めることの想像が今ではつかなくなっているけど(去年はやめたいやめたい思ってたのにね)、あの男の子があの施設にいるうちに行きたいって思ったりもする。
重度の知的障害があるので、きっとわたしのことも覚えていないだろうし、「救ってくれた」なんてわたしが勝手に思っているだけだけど、でも会いたい。きちんと、自分の仕事の中で、あの子に関わりたい。昔はそれができなかったから。(そのときは実習生で就職はしてなかったけど)

自分でもどうなっていくのかわからないけど、でも今はうちのおじいちゃんおばあちゃんたちが大切で、関わっていたいからこのままでいいのかな。うーん。でもそれならいつあの子のところへいくんだろう。わからんなあ。難しいなあ。