とんたたんと音が鳴る

そしてフィッシュストーリーを観たあとはトクマルシューゴさん×APOGEE×sleepy.abを観てきました@大阪MUSE

一番初めにやってたPOPOYANSもふわふわしていて平和で可愛らしかったし、スリーピーもやっぱりうっとりしたし、APOGEEも久々(多分3年ぶりぐらい!)に観れて、「あーもっとライブいっとけば良かったなー!」て思った(確かはまり始めた頃に長期実習が始まってライブどころじゃなくなったのできっかけを失った)のだけど、
トクマルさんがほんとーにほんとーによかった!楽しかった!
何か、わたしは多分、たくさんの楽器がそれぞれ音を鳴らして、それが重なっていくという感じがたまらなく好きなのだなあと思った。ギターとかベースとかだけじゃなくて、トクマルさんのライブにはたくさんの楽器が(それこそおもちゃのようなものまで)出てくるので、それが本当に楽しかった。
高校の入学式のとき、吹奏楽部の演奏を聴いて感動して入部したんだけど、今になって思えば、わたしは「演奏する側」になりたかったんじゃなくて、「演奏を聴く側」でいることが幸せだったんだなあと。もちろん、演奏する楽しみとか、大勢で一つの音楽を作る楽しみとかは充分すぎるくらいあったけど、それ以上に楽器で音を重ねていくのを自分で確かめていく感じが一番わたしは好きだったんだろうなあと思う。トクマルさんを見ながらそう思った。
こないだ読んだ「麦ふみクーツェ」で、「この世に打楽器にならないものなんてないんだよ」みたいなセリフがあったのですけど、それを直に自分の目で目撃した、みたいな感覚がありました。
一年前にナノムゲンでトクマルさんを見たときにも「素敵!」て思ったのは覚えてるんですが、あのときはステージが大きすぎて、音を鳴らしている様子とかが細かく見えなかったから、今回それが間近で見れて(お友達が整理番号1番2番をとってくれたおかげ)すごく良かったです。

また観たいなあ。トクマルさんだけは間近で観たい。目撃したい。あー楽しかった!