白が欲しいんです

今日は検査を受けに病院へ。一日がかりでした。疲れたー!
女性としては割と屈辱的な検査で、精神的にも身体的にも辛い検査だったので「健康第一!」と検査台で唱えたよ。体が資本!でもしばらく安静にしてたら大丈夫とのこと。というわけでカウントダウンはちゃんと3日間いけそうです。良かった。

そして待合室でようやくこれを読み終えた。

初恋 (新潮文庫)

初恋 (新潮文庫)

わーもうじめじめっ!
途中この本自体がどこにいったのかわからなくなり(「物を色んなところに無意識に置きすぎる病」のため)、ついでに「じめじめしたものが読みたい」時期も過ぎようとしていたのでちょっとくじけそうになった。でもじめじめ感でいえば満点なんじゃなかろうかと思います。
わたしの読み方が途切れ途切れで感情移入しにくかったからなのか、帯にかかれていた「命がけの恋」というほどまでの熱は感じられなかったのが残念。
今日の夜、映画版がテレビで放送されるみたいです。

あと

アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]

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見終えた!んまー、とかく濱田くんの可愛いこと可愛いこと。濱田くんがダンボールに足をぶつけるシーンだけで5回リピートでけるよ。そして瑛太ね!もうキュンキュンしすぎて自分のミドルネーム「キュン」にしようかと思うぐらい!でも悲しすぎるわー悲しすぎるよ。
以下はネタばれです!しかも長い。

伊坂さんの原作のほう読んでないんですけど、何か徐々に徐々に悲しい予感がしてきて、最後30分くらい畳み掛けるように悲しかった。でも徐々に悲しい予感がじわじわしてくるときが一番そわそわしたなあ。で、その予感が的中したときの悲しいこと。そういう点ではすごい感情を動かされた映画だったような気がします。
ドルジの身に起きる色んなことが悲しすぎるので変な言い方ですけど椎名役が濱田くんでよかったなというか。あの人のたたずまいだけで気持ちが癒される気がした。でも原作読んでないのでナイスキャスティング!とかいえないですけど。でもあの曲を歌いながらダンボールを畳む姿にドルジが救われる部分あったんじゃなかろうかと思った。
ただ、琴美があそこまで必死になってペット虐待犯を追いかけようとする理由があまり描かれていなかったのでその辺がちょっと消化不良です。もっと早くに警察呼んでれば良かったのに!と思わずにはいられない。そうしたら話が進まないとは思うけど。

しかしドルジの配役にびっくりだよー。小説先に読んでたら違和感だったかもしんまい。琴美役の関めぐみさんは普通にかわいいなーと思います。ハチクロんときとまたちょっと雰囲気が違ったので最初わからんかったけど。
あとストーリー的にミステリ要素含んでいることだけ知ってたのですけど、あの映画のラストでとくに大どんでん返しって感じは受けなかった。何となくどっかに嘘があるなあとは感じてたし。とにかく悲しすぎるなあと思った。ああいうラストは嫌いじゃないですけど、ストーリーとして面白いと思うんですけど、何か誰も救われない気がして。最後、椎名を改札で見送るドルジが「『また』っていつだよ!」っていうところが切なかった。あそこに琴美とか河崎とのことがいっぱいフラッシュバックしてきて、泣きそうになった。
とりあえず濱田くんはやはり魅力的な俳優さんだなーと惚れ惚れしたとともに、松田兄のかっこよさも再確認、瑛太はもっと再確認しました。瑛太、回想場面と現在の場面と全然雰囲気違うもん。
色んな役の濱田くん見たいなー!