すきまにはおともだちがいる

あとこれ読み終わった。

すきまのおともだちたち (集英社文庫)

すきまのおともだちたち (集英社文庫)

なんかもう、江國さん作品の中で、小鳥ちゃんと神様のボート抜いて、1位かもしれない。ぐらい好き。
流しの下の骨は同率1位くらい。
とりあえずとてもきれいに日本語が並べられていて、その様子が美しいのです。
あと女の子とお皿の中のこだわりというか、常識というか、そのたたずまいがとにかく愛おしいと思った。女の子であること、お皿であること、にきちんと自意識を持って凛としているところがすごく素敵。かわいい。
あと思い出ができることは悲しいこと、というようなくだりがあって、それがすごく胸に響いた。きゅん、と切なくなった。

良いものを読んだ。